プリインストールアプリのバックアップ
順番が前後しますが、アップデートにより、Skypeなどのアプリを削除する際に誤って別のファイルを削除してしまう方がちらほら出ているようなので、先にプリインストールアプリのapkファイルのバックアップについて記載させて頂きます。
万が一誤って重要なプリインストールアプリを消してしまい、二度と復活出来ない状態になることを避けるためにも、まずこの手順でシステムの全てのプリインストールアプリをバックアップすることを強くお勧めします。
当初はRootExplorerを使って説明を行おうと考えていましたが、このアプリが有償であるということもあり、同等の機能を持ったSuper Managerを使って説明させて頂きます。
Super Managerはマーケットにあると思いますので、検索して各自インストールしてください。
1.SDカード内に、バックアップ用フォルダを作る
IS06をUSBストレージとして認識させ、SDカード上にバックアップファイルを格納するフォルダを生成しておいてください。
ここではSystemBackupという名前にしておきます。
2.Super Managerを起動し、File Explorerを選択
2回上の階層へ移動するとrootディレクトリまで行けます。
4.rootディレクトリからsystem/appフォルダへ移動する
rootディレクトリの中に上画像のようなsystemというフォルダがあるので、そこへ移動し、
次に出てくるフォルダ一覧の中からappフォルダを選び、移動する
5.プリインストールアプリのコピー
※注意!:このフォルダ内での操作を誤ると、システムが起動しなくなり文鎮化する危険性が非常に高いです。作業は慎重に行ってください。
appフォルダに移動すると、プリインストールされているアプリのapk一覧が表示されます。
ここで、バックアップをとりたいapkファイルのチェックを入れます。
もし、全てのファイルのバックアップを取りたい場合は、下のバーから図のチェックマークを選択して押せば、全てのファイルにチェックが入ります。
下のバーはスライドさせることが出来ますので、画像中のようなボタンを探してください。
チェックを入れた状態で画像下のゴミ箱のアイコンを選択するとファイルが削除されてしまうため、作業を慎重に行ってください。
次に、画像中のバーのボタンを選択することにより、チェックが入ったファイルがクリップボードにコピーされます。
コピーが終わったら、先程のSDカードで生成したフォルダまで行き、画像下のようなペーストボタンを押します。
すると、上画像のようにコピーしたapkファイルがSystemBackupフォルダ内にコピーされます。これでバックアップは完了です。
これにより、Titanium Backupで一度プリインストールアプリを削除しても、このバックアップファイルを元に、アプリを復元することが出来ます。
復元方法に関しては別記事にて後日記載させて頂きます。
復元の際はパーミッションを弄る作業を伴うため、このバックアップ作業以上に慎重に行う必要があります。
バックアップファイルを圧縮して保管する場合はzip形式などで圧縮するとパーミッションが変更されてしまう可能性があるため、バックアップをとったファイルのパーミッションはメモしておく必要があるかと思います。
もしくは、tar形式で圧縮し、パーミッション情報を保持させるという事も可能です。
ほぼ全てのアプリはパーミッション644であるとは思います。
パーミッションの確認が出来るという点ではRootExplorerの方が優秀ではあるので、購入する価値はあるかなと思います。
Titanium Backupに関する注意点(システムアプリの削除等)
取り急ぎではありますが、
昨日IS06を文鎮寸前まで追い込んでしまい、2chのIS06スレの方々のご協力により、何とか復旧に至ることができました。
apkなどの補助をして頂いた方には心より感謝の気持ちを申し上げます。
そもそも、文鎮寸前になるきっかけとなったのがTitanium Backupです。
root化に対する知識が薄く、そのリスクを考えていなかったのがいけなかったのですが、いい勉強になったと思います。
Titanium Backupはアプリケーションや設定データを丸ごとバックアップ&リストア出来、もしもの際やROM焼きを行う際には非常に便利なツールです。
さらには、プリインストールアプリを削除・凍結出来たりと、システムに常駐するいやらしいアプリを消してしまいたい方には非常に助かるアプリではあると思います。
しかしながら、Titaniumは非常にリスクがあるアプリであるため、使用は慎重に行なったほうがいいです。
・プリインストールアプリ等のsystemフォルダに格納されているapkファイルはTitaniumでバックアップを取ってもapkファイルがバックアップされない
・一度システムに関連したアプリやプリインストールアプリを削除してしまうと、二度とリストアして復活させることは出来ない
以上の二点のリスクがあります。意外と書いてる人が少ないので、注意喚起含めて書かせて頂きました。
Titaniumはバックアップを行うとアプリのapkファイルが/sdcard/TitaniumBackupに保存されるのですが、プリインストールアプリは保存されず、設定データのみが格納されます。Titaniumによるリストアはそのapkファイルを元に行うため、apkファイルがないプリインストールアプリはリストア出来ない、ということになります。
私はついうっかり、ソフトウェアアップデートを削除してしまい、以上のリスクに引っかかり、涙目な思いをしました。2chのスレの方のおかげで復帰させる事は出来ましたが・・・。
なので、プリインストールアプリを削除する場合はよく考えて行った方がいいです。出来るなら凍結程度に留めておいたほうが無難かと思います。
なお、システムファイルやプリインストールアプリをapkファイルとしてバックアップしてリストアする方法はRootExplorer等のsystemフォルダ内を弄る事ができるアプリで可能です。私もその方法でソフトウェアアップデートをリストア出来ました。
これに関しては近日中に記載させて頂きたいと思います。
Skype等のプリインストールアプリのバックアップと削除
今日になってIS06スレで話題になっていましたが、
アップデートが行われたことによりjiibeやSkype等のプリインストールアプリがシステムに負担をかけてバッテリー消費を冗長しているため、削除したいという方が増えてくるかと思われます。
そこでroot権限を取得し、Titanium等を用いて削除を行う方が今後増えてくるかと思いますが、その際システムに重大な被害を及ぼすリスクがありますので、こちらにて安全な削除方法と、もしもの時のシステム・プリインストールアプリのバックアップ方法について随時紹介していけたらと思います。
まず注意しないといけない点が
・Titanium Backupではプリインストールアプリのapkファイルまでバックアップを行うことができない
・一度プリインストールアプリを削除してしまうと、通常のアプリのリストアのようにリストアすることができない
ということです。つまりTitaniumで一度プリインストールアプリを削除してしまうと二度と復活させることが出来ないということです。
私もこれを理解しておらず、誤ってシステムに関連する重要なapkを削除してしまい苦い思いをしました。
アップデートに伴い、このような失敗をする方が増えないために、いい情報源になればと思い、この記事を書いています。
root化に関しても方法などがわからない方もいるかと思いますので、何日かにわけて、root化〜Skype等のプリインストールアプリのバックアップ、削除について記載させて頂くつもりです。以下にメニューをまとめておきます。
1. SuperOneClick 1.6.5(1.5.5)によるroot権限の取得
2. Super Managerによるプリインストールアプリのapkファイルのバックアップ
3. Titanium Backupによるプリインストールアプリの削除
4. Super Managerによる削除アプリのリストア作業
以上の流れを踏むことで、万が一誤って必要なプリインストールアプリを削除してしまった場合でも、バックアップファイルからリストア出来るようになるかと思います。
少々時間がかかるかもしれませんが、随時更新していきます。